【作例】望遠マクロレンズで流し撮りに初挑戦【Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)】

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飛行機の流し撮り。

望遠レンズを手に入れたら一度はチャレンジしてみたくなりますよね。

ということで、Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)で飛行機の流し撮りに伊丹空港でチャレンジしてきました。

はい、望遠レンズは望遠レンズでも望遠マクロレンズです。

更に流し撮りメインなのは今回初めて。

果たして上手く行くのでしょうか。

YouTube始めました!

流し撮りの方法

まずは流し撮りの方法について。

ここではCanon EOS 5D MarkⅢ基準の用語で説明していますが、他社カメラでもほぼ同じなので適宜読み替えてくださいね。

カメラの設定

モード:M(マニュアル)かTv(シャッター優先)

ISO:昼間であればISO100固定でOK

シャッター速度:今回は1/30〜1/60になるように設定

肝はシャッター速度

シャッター速度が早すぎると背景があまりブレなかったり、逆に遅すぎると全てブレブレになってしまいます。

どこかで1/40くらいが良いという情報を見たのですが、結果的には正解でした。

そしてこの設定で

  • 滑走路を走る飛行機にピントを合わせ
  • 飛行機の移動速度に合わせて
  • カメラを横に振る
  • できれば連写する
  • 縦にブレないように心がける(脇を締めたり)

これでなんとかなるはずです。

また、途中まで一脚を装着して撮っていたのですが、飛行機写真を主に撮影している友人より飛行機写真は一脚使わないよという指摘をLINEで受けて途中から手持ちにしています。

ちなみに使用していた一脚はVelbon EXUP-53

この一脚の詳細は以下の記事で紹介しています。

>>>ベルボン一脚EXUP-53はバランス良く初心者におすすめな一本

今回は必要ありませんでしたが、軽くて持ち運びしやすいサイズなので、初めての一脚にオススメです。

流し撮り初挑戦の結果は・・・

結果は大成功でした。

バッチリ流し撮りできています。


これもなかなか。

よーく見てみると甘い部分もあるかもしれませんが、前出の友人に写真を見せるとバッチリとのお墨付きをもらったのでこれでOKとしておきます。

ちなみに全てMF(マニュアルフォーカス)で撮影しました。

そういうお作法ではなく、単にTamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)のAFが使い物にならなかったからです。

そんな逆境の中これらの結果を残せて満足しています。

これもしっかり流し撮りできています。

欲を言うともうちょっと背景ブレさせたかったですが、OKでしょう。

ちなみに友人から安定して流し撮りするには流し撮り対応の手ブレ補正機能が付いたレンズしかない、と言われたので即日調べました笑。

EFマウントでそんな機能の付いたお買い求めしやすいレンズなんて・・・ありました

EF70-300mm F4-5.6 IS II USMです。

隠れLレンズと言われるこのレンズ、お値段も低めな上、AFが爆速らしいのでいつかは欲しいですね。

その他の流し撮り成果ギャラリー

先ほどの3枚以外にもたくさん撮れました。

簡単そうに思えるかもしれませんが、最初の方は失敗ばかりでブレブレでした。何枚消したか・・・。

これらを撮るために10倍くらいの枚数は撮ったはず。

それも手ぶれ補正無しの望遠マクロレンズ、しかもAFが使い物にならない(元々マクロレンズなので当たり前と言えば当たり前)と言うハンデ付き

先ほども書きましたがそんな逆境の中、自分が見ても中々な結果を残せて感無量です。

望遠マクロレンズで静物を撮るとやっぱり描写が素晴らしい

望遠マクロレンズでMFで動体を撮って疲れたので、飛行場内を気分転換に撮影。

やっぱりマクロレンズは遠景だろうが描写力が素晴らしいと再認識できますね。

上のタンクローリー車なんかはバッチリENEOSのロゴが見えるほど精密な描写です。

やはり飛行場なので駐機している飛行機も撮ります。

新型コロナウイルス状況下のため、飛行機がかなり少ないのが寂しいです。

コンテナ用台車軍団。

この写真もTamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)の描写力が伺えますね。

飛行場内の車両同士のすれ違いも望遠レンズならではで切り撮ることができました。

まとめ

流し撮りって難しそうに思いますよね。

確かに難しいのですが、設定とカメラの振り方さえ気を付ければ手ブレ補正付きの最新レンズでなくても流し撮りはなんとかなるって確かめたかったんです。

実際なんとかなって一安心です。

が、人は欲深い生き物で、さきほど書いたEF70-300mm F4-5.6 IS II USMがかなり気になります笑。

MFにしなくて良いし、流し撮り対応手ブレ補正なる素敵機能なんて聞いた日にゃ試したくなるのが筋ってもんじゃないですか。

ですがディスタゴンを買ってしまったので当分はお預けかな・・・。

ちなみにディスタゴンとはなんぞや?と思った方は以下の記事を見てくださいね。レンズ沼の深淵を覗けます。

>>>Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZEゲット

今回の本筋である、Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)についての記事は以下から飛べます。廃盤ですが、描写力と価格(中古)を考えたら良いバランスのレンズだと思います。

>>>TAMRON SP 180mm F3.5 Di LD[IF] MACRO 1:1/Model B01Eを令和にお迎えしました

>>>望遠マクロレンズを早速持ち出してきて分かったこと

>>>望遠マクロレンズはどれだけボケるのかテストしてみた

>>>長居公園の朝散歩【TAMRON SP AF 180mm F3.5 Di LD[IF] MACRO 1:1/Model B01Eほか】

>>>天王寺動物園の夏【Canon EOS 5D MarkⅢ高感度 & EF50mm F1.4 USM・TAMRON SP AF 180mm F3.5 Di LD[IF] MACRO 1:1/Model B01E作例】

>>>Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)1本で新幹線を撮る

今回使ったレンズ

※ただし廃盤のため、新品で同焦点距離のレンズはこちら

フィルター径は72mm(Canon純正180mmマクロレンズも同様)

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それではまた。