カメラ沼って言葉があるじゃないですか。
カメラ沼っていうのは、乱暴に言うと
- カメラをあれやこれやと次々買っちゃう
ってことです。
人によって定義が細かく変わりますが、上の意味でまあまあ通じるでしょう。
それに良し悪しがあると私は思ってます。
それは何ぞや、という話を書きます。
あとこの話はTwitterで今持ってるカメラをどうするか悩んでいる方がいたので思いつきました。
解決のための取っ掛かりになればいいなぁと思いながら書いています。
悪いカメラ沼
まずは悪い方から。
私が定義する悪いカメラ沼とは
- カメラを買う
- よくわからないけど段々とズレた感じがしてきて、きらびやかな宣伝文句に飾られた他のカメラが光輝いて見えてくる
- 自分の財布と相談し始める
- 1. に戻る
という状態。
良いカメラ沼
対して良いカメラ沼は
- カメラを買う
- 使っていくうちに、今のカメラでは物足りないことがあるのに気づく
- 自分の財布と相談し始める
- 1.に戻る
という状態です。
良いカメラ沼と悪いカメラ沼の違い
わざとわかるように書きましたが、2.が違いますね。(いやどっちもカメラ買ってますやん!)
結局どういうことかというと、
- 目的がハッキリしているか否か
悪いカメラ沼にはまるパターンは、自分が何の目的でカメラを買ったかあまり固まっておらず、その度に納得していない人に多いのではないでしょうか。
対して良いカメラ沼の住人は、それが撮影目的であれ、コレクション目的であれ、明確な目的・強い思いを持って買っている。
カメラ沼との付き合い方
カメラ・写真を趣味にした人の大多数にとって、カメラ沼なるものはほぼ回避不能なものでしょう。回避不能であれば、カメラ沼の質を良いものにする方が楽しいカメラライフを送れると思います。
そのためには、新しいカメラを買う前に自分の目的をはっきり明確にしてみましょう。
明確な目的というのは案外強いものです。ガワ(と言っても見た目という話ではなく)だけを見ず、核心をつくと言いますか。芯がブレていなければ自ずと見るべき所が分かってくると思います。
そのカメラで何をしたい?とある評価のすごく高いレンズを使ってみたい?子供の写真を楽に撮りたい?土砂降りの中撮影したい?街中で目立たずに撮りたい?コレクションを増やしたい?システムにお金かけたくない?
そうすることによって散財を防ぐことができ、自分の本当に欲しいカメラにお金を使うことができます。(あ、お金いっぱい持ってたら話は別。)
ちなみにレンズ沼ってのも当然あります。あと機材沼ですね。でもカメラ沼がまず大事だと思うんです。だってレンズだけじゃ写真撮れませんし。※ただしライカのレンズのみ(うん十万円)を買った後、しばらく神棚に飾って拝んでた友人が居ます。流石に例外中の例外。
今回は、カメラ沼の良し悪しについて焦点を当てて書きました。
それではまた。