東大寺の大仏の撮影許可は必要かどうか調べてみた

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先日、奈良に行く機会があり、ついでにと東大寺大仏殿にも寄ったんです。

当然のことながらカメラも持っていったので、大仏でも撮ろうかと思ったのですが、最近は写真撮影に関してのルールがしっかり設定されている場所が多くなってきていることを思い出しました。

ということで、東大寺大仏殿は写真撮影が許可されているかどうかを調べました。

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結論

東大寺公式HPに下記のように明記されています。

廻廊内、大仏殿内での撮影は自由ですが、団体・グループでの集合写真の撮影および、三脚の使用はご遠慮いただくようお願い致します。

大仏殿 参拝のご案内 華厳宗大本山 東大寺 公式HPより

ということで、手持ち撮影は全然OKです。

ちなみに現地にも同様の看板が立っています。

結論を得て撮影したもの

というわけで写真を撮ってきました。

いつ行っても大仏様は大きいです。

当時の人たちはどうやってこんなすごいの建てたんだろう・・・(歴史の教科書に載ってたような気もします)。

また大仏様を含め、数々の仏像から滲み出る有り難み的なものを感じ取れるようになった気がします。

ちょっと歳とったかなぁ・・・。

ちなみに撮影機材はLUMIX S5とLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6です。

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LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6は所謂標準ズームなのに20mmから始まる焦点距離が特徴で、超広角に片足突っ込む広大な画角で迫力のある写真を撮ることができます

今回のように東大寺大仏殿で大活躍します。

また、LUMIX S5は持ちやすいボディにしっかりとしたボディ内手ぶれ補正を組み込んでいる上に、高感度性能も高く、暗所での撮影はとてもしやすいです。

私が気をつけていること

さて、大仏殿内でも東大寺のご厚意により、写真は手持ちであれば撮影可能であることは判明しました。

だからと言ってその文言の範囲内であれば何をしても良いというわけではなく、周りへの思いやりもしっかり持って撮影したいものではないでしょうか。

特に私が東大寺大仏殿内で撮影する時に気をつけたことをご紹介します。

これらはあくまで私が気をつけたことであって、必ずこうすべき、という押し付けではありませんので悪しからず。

  • まず参拝
  • 脱帽
  • 常に周りを見て、撮ったらその場所を即離脱

●まず参拝

宗教施設ですので、まずは参拝しました。

人それぞれだとは思いますが、宗教施設の建築目的を鑑みると、まずは敬意を持って参拝した方が自分の気持ち的によろしい、というのもあります。

仮に自分は宗教なんて嫌いだ(だから参拝なんてしない、大仏が映えるから撮りたいだけだ)

なんていう方でも、東大寺は大変に歴史のある施設ですので、1000年以上前にあれだけ巨大な建造物を建てた人々・技術に思いを馳せると、自ずと

こんな映えまくる巨大なモノ建てた昔の人々・・・すごくない?エモみ100倍!

という気持ちが芽生えないでしょうか。流石に先に挙げたような、ちょっとアレな方はそうそう居ないとは思いますが、

スピリチュアルな場所に行って、スピリチュアルな気持ちにならなくて苦手だ・・・という方は、その場所に関わった人モノ技術に思いを馳せると良いと思いますので、お試しあれ。

脱帽

私はよく帽子を被るのですが、基本的に宗教施設では脱帽しています。

これも先ほどのまず参拝に通じますが、その宗教施設に対して敬意を払うというのは重要であると思うんですよね。

これは自分の気持ちの問題だけではなく、その施設に関わる方々に自分の姿勢を見せるという点でも。

若干テクニック臭い話ではありますが、仮に自分がその施設関係者だとした場合、

  • 帽子被ったまま参拝もせず黙々と施設内で写真だけ撮って帰る人
  • 脱帽し、先に参拝してから写真を撮る人

どちらが好ましく感じるか、ということです。

と言ってもあくまで自分の想像なので、当事者がどう感じているかはまさに神のみぞ知る、なんんですけども。

●常に周りを見て、撮ったらその場所を即離脱

宗教施設であろうがなかろうが、このムーブは人が多い場所で写真撮影をする上ではとても大事であると思います。

東大寺へは大勢が参拝しにやってきます。

特に大仏殿入口入ってすぐ目の前に大仏が見える上、お賽銭箱が置いてあるのでほぼ全員がそこで参拝をします。

例えばその付近に陣取り、ずっと写真撮影をすればどうなるかは想像に難くないでしょう。

中を進んでも人がたくさんいますので、写真撮影をするにしても

さっと撮ってさっと移動

することがとても大事です。

ですので、できる限り大仏殿に入るまでに、屋内用のカメラ設定は終わらせておいた方が良いと思います。

屋内、特に東大寺大仏殿のような暗所での撮影設定については近々、別の記事で説明しようと考えていますのでそちらをご参照ください。

まとめ

東大寺のオフィシャルHP自体に、大仏殿内での写真撮影は自由(ただし団体のグループ撮影・三脚使用は禁止)と明記されていました。

ただし、その上で東大寺に関わる方々、また他の参拝者に不快な思いをさせないことも重要であると私は思います。

東大寺だけではなく、似たような場所に行かれる方の参考になれば嬉しいです。

それではまた。