OM-D EM-10 mark2は令和でも一眼レフのサブ機として優秀!

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先日手に入れたCanon EOS 5D mark3(以下5D3)でどこかへちょっと足を伸ばしたいなぁと思い、京都 北野天満宮へカメラ友達のSOH Martonさん(以下ソーさん)と一緒に行ってきました。

SOH Marton
SONYのデジタル一眼カメラα(アルファ)を使用した風景&人物フォトグラファー。「本来の美しさ」をモチーフに活動中。自身の活動記録、SONYのカメラ製品や写真家情報などまとめています。
ソーさんの素晴らしい作品を見ることができますポートレート・風景・動画にピンと来た方はぜひ!

では早速5D3で撮った写真を…と行きたかったんですが、一緒に持っていったサブ機のOM-D EM-10 mark2で撮った写真が思ったより良い感じだったので、京都北野天満宮の梅の写真を織り交ぜつつサブカメラとしてプチレビューしたいと思います。

それでは目次です。

YouTube始めました!

OM-D EM-10 mark2はどんなカメラ?

OLYMPUS(オリンパス)製

OM-D EM-10 mark2はOLYMPUS(オリンパス)製です。

オリンパスは内視鏡や顕微鏡など、医療分野の機器とカメラなどで有名です。

また同時に、今回書いているカメラなどの映像事業も営んでいます。

OM-Dシリーズのエントリー機

OM-D EM-10 mark2はパパママやビギナーに必要十分な機能が入ったエントリー機種です。

上位機種にEM-5、最上位機種にEM-1シリーズがあります。

EM-5以上は防塵防滴機能を始め、ハードな撮影に適した機能が追加されています。

最上位機種のEM-1シリーズは鳥撮影など超望遠での撮影ではピカイチの性能を持つプロ向けの機種になります。

マイクロフォーサーズセンサー搭載

OM-D EM-10 mark2はマイクロフォーサーズセンサーを搭載しています。

Canon EOS 5D mark3がフルサイズセンサーに対し、マイクロフォーサーズセンサーはその約4分の1の大きさです。

フルサイズセンサーと比較してしまうとえっ、小さくない?と思いがち。

しかしスマートフォンのセンサーと比べると約30倍と圧倒的にマイクロフォーサーズセンサーが大きく後述する大きさや重さ、値段などを考えるとスマートフォンからステップアップするにはちょうど良いと思います。

センサーの大きさの違いは、画質やボケ量などに影響します。

現行機種はOM-D EM-10 mark3

OM-D EM-10 mark2は1世代前のミラーレスカメラです。

現行機種はOM-D EM-10 mark3

OLYMPUS
¥130,000(2024/11/22 22:08時点)
5軸手ぶれ補正を搭載。手ぶれを抑えた「ぶれない高画質」を実現。暗い場所にも強い。
  • AF関係の大幅な強化瞳AF追加121点のAFポイント:最上位機種と同じ性能!
  • センサーの強化(ISO感度を上げてもノイズが出にくくなった)

などがOM-D EM-10 mark2との主な違いです。

どちらも新品で買えますが、1万円ほど違います。

もし今OM-D EM-10シリーズを購入するのであれば、OM-D EM-10 mark3にしておくことをオススメします。

OM-D EM-10 mark2の何がいいの?

小さくて軽い

1番の特徴はなんといってもレンズ交換式カメラシステムとして非常に軽く小さいということ。

サブカメラとして採用するには十分な理由です。

画質も前述のマイクロフォーサーズセンサーのおかげで悪くありません。

安い

これも重要です。

レンズが2本付いたダブルズームキットが新品で5〜6万円で手に入ります。

さらにマイクロフォーサーズのレンズはプロシリーズを除くとかなり安い。

望遠レンズなのに1万円切ったりします。

クラシックな見た目

意外と見た目って重要だと思います。

実はOM-D EM-10 mark2は妻に買ってあげたカメラなんですが、決め手はそのクラシックな見た目でした。(結局妻は使わないようになり、今は私のサブカメラに…)

往年のOLYMPUSのフィルムカメラのような見た目で、なかなかお洒落です。

5軸手ブレ補正搭載

OLYMPUSのミラーレスカメラと言えばボディ内手ブレ補正

OM-D EM-10 mark2は4段分のボディ内5軸手ブレ補正を搭載しています。

OLYMPUSの手ブレ補正はピタッと画面が止まる感じで、エントリー機のOM-D EM-10 mark2でもその効果が実感できます。

OM-D EM-10 mark 2のココがイマイチ

AFが25点のみ

端的にいうと、細かくAFポイントを指定できません。

ここは後継機のOM-D EM-10 mark3で劇的に改善(最上位機種と同じAFで121点!)しているので、気にされる方はOM-D EM-10 mark3を検討される方が良いですね。

OLYMPUS
¥130,000(2024/11/22 22:08時点)
5軸手ぶれ補正を搭載。手ぶれを抑えた「ぶれない高画質」を実現。暗い場所にも強い。

その他は今の所気になる点はありません。多分サブ機扱いだからですね(汗)。

作例(京都北野天満宮 梅苑)

ではOM-D EM-10 mark 2で撮った京都 北野天満宮の写真をご覧ください。

写真はAdobe Lightroom Classic CCにてRAW現像。

満開の梅を中心に置きつつ、全体の雰囲気が分かるように広角で梅林を収めました。

想像以上に細かく解像してて良い感じの写りです。

この日は青空もちらほら見えたのでそれと一緒に北野天満宮梅苑のお茶屋処と梅を撮影。

LightroomのプロファイルはOLYMPUSのカメラ ナチュラルを当ててます。

色の出方も綺麗だと思います。

Vの字に梅が咲いていたので望遠側で真ん中に収まるようにパシャリ。

青空に浮かぶ白い雲を背景に入れました。

青が綺麗に写ります。オリンパスブルーといって、青の描写に定評があります。

場所を変えてまた梅林。白と赤が咲き乱れていました。

日差しがいい感じだったので、コントラストを意識しながら小川を撮りました。

もっとギラつくかと思っていましたが良い感じに収まりました。

梅林は入場料1000円かかりますが、無料の昆布茶とお菓子を出してもらえるチケットもセットになっています。

寒い日だったので暖かいお茶が美味しかったですね。

ソーさんのカメラ、Panasonic GH5と私のメインカメラCanon 5D3。

EM-10 mark2、ホントは1枚前のお茶とかこういうのを撮るために持ってきたんですが…モノは試しにと梅も撮るとご覧いただいた通り…なかなか良い写りでした

OM-D EM-10 mark 2はサブ機としてかなり優秀なカメラを改めて実感

今回何気なしに5D mark3のサブ機として持ち出したOM-D EM-10 mark2。

ぶっちゃけ5D mark3を撮ったり、ブログ記事で北野天満宮への行き方とか撮ろうかな〜くらいの感じでした。

今までほとんどブツ撮りにしか使っていなかったですし。(実はマイクロフォーサーズセンサーはブツ撮りに結構良いんですよ…これに付いてはまた今度。)

が、今回使ってみて昼間なら全然使えるということが分かりました。

今後、通勤途中に撮るためにメイン機として持ち歩いてみようかな、と思います。レンズも安いしちょっと気になってきたぞ。

その時に気付くことがあればまた記事にしたいと思います。

それではまた。