【作例】テーマ決めは大事 大阪梅田をタムキュー(Tamron SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 272E)で撮る

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大阪梅田のカメラ屋さんに某レンズの価格を調べに行ったついでに、ちょこっとスナップしてきました。今回はテーマを設定してみました。

そこで分かったのは撮影テーマを決めるのは大事だということ。写真を撮る時に何を撮ったら良いのか分からないという方に、撮影テーマを事前に決める方法はオススメです。

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今回の撮影テーマ

今回の撮影テーマは「1」。大阪駅前第ビルの看板をぼーっと眺めてて5秒位で決めました。

その位の適当さで行きましょう。深く考えたら動けなくなります。

1を探す

ということで早速梅田で「1」探しです。ちなみに2桁以上はナシという自分ルールを追加設定。(○11○みたいな)

補助ルールは撮りながら決めて構いませんよ。ふわふわなルールでも誰も怒りませんし気軽に考えましょう。

今回のテーマの始まりの地、大阪駅前第ビル。

実はもうちょっと大きく写るかなと思って目測で移動してから撮りましたが、意外と遠かった。まだまだ遠距離での90mmの感覚、掴めてません。

大阪駅前第一ビル前の交差点名が「梅田1」でしたのでパシャリ。幸先良さそうです。

ウメダDTタワーの看板。このデザインと色、好き。

2枚連続で1F。2枚連続で喫茶店の表示。

私がNo.1だ。

これは逃さずパシャリ。いつか消えるものって思うとなんか特別感がこみ上げます。

1ゲート。阪神百貨店横がただいま大規模工事中で、大型ダンプカーがひっきりなしに出入りしています。

そのゲート表示ですね。これもまた工事が終わったら無くなってしまうものの一つ。

車のナンバーに1って書いてるなぁとカメラを構えようとしたら市バスの後ろにA-1表記が!

反応が少し遅れて遠くなるかと思いましたが、望遠レンズのおかげでいい塩梅にフレームにおさまりました。

創業者の名前が英一さん?栄一さん?なのかなぁとボンヤリ妄想。

テーマを1としてたので数字を追いかけていましたが、路上にポツリと置いてある一本の空き缶をみて、一人ぼっちだなぁと頭にふと思い浮かびました。

これもある意味1なのかと思い、撮ろうとすると1本のギターを背中に抱えた1人のおじさんが通りかかりました。

1つと1本と1人…偶然1が三つもフレームにおさまりました。

ということで今回のベストショットに決まり。

さっきの1が三つおさまった写真に対して、こちらはだだっ広い路上にスズメが1羽。

ここらでリズムが乱れたので、別のカメラ屋さんに行こうかと思って歩いていると1が。

単にこれは正面から撮っただけだなぁ。

この表示は大阪梅田界隈で1番好き。何回か撮ってます。

ぼーっと見てると空中に文字が浮いているような感覚を覚えます。今回は某家電量販店がフレームに入るように撮りました。

その某家電量販店にも1がありました。

今回撮ってて分かったのは、街中で1番多い1は、階数を示す1ということ。地上ですからね、当たり前といえば当たり前か。

ここらへんで食傷気味になってきたのでこの某家電量販店のカメラコーナーに向かってフィニッシュ。今狙ってるレンズの純正版で大きさ・重さとワーキングディスタンスを吟味。

今度は今回のベストショットのように、数字に限らず1を感じる写真を撮りたいです。

撮影テーマを決めるとテンポが良くなる

今回1をテーマにして撮ってきましたが、とりあえずカメラ持って出かけようかという時にテーマ決めが役に立つことが分かりました。

ともすれば何を撮っていいか分からなくなるスナップが、ドンドンとリズム良く進みます。テーマをロックすることで、被写体を探しに割くパワーを軽減することができるからです。

つまりその後の段階(どう撮る)に余裕ができる。これは気分の問題かもしれませんが、その気分で撮ることが多い私としてはとても大事なことでした。

普段はテーマを決めずに興が乗るまま撮るタイプなんですが、前回の記事(良いカメラ沼と悪いカメラ沼)を書いた直後だったので写真撮る時にもちゃんと目的を考えた方がいいかなと。これが結果的にアタリましたね。

今回使ったカメラとレンズ

使用したレンズはTamron SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 272E、いわゆるタムキューの等倍の古いやつ。

それをCanon EOS 5D mark 3に付けました。

このレンズをフルサイズ用の中望遠レンズとして捉えると、軽くて小さい部類になります。

ですので今回のような街中スナップでも負担になることなく使うことができます。

フードは中望遠レンズらしく大きめなので、はずしても良いかも。最前面のレンズ自体が奥まっているので光の状態によってはフードが必要ないという話も聞きます。

今回は撮影時のテーマ決めについて書きました。

それではまた。