先日ふと思うことがあり、Canonのフルサイズ一眼レフ用レンズ、EF40mm F2.8 STMを買いました。
このレンズは以前からどうしようかな〜とずっと頭の隅っこで考えていて、(価格的に考えて)今すぐじゃなくてもいつでも買えるし、とずっと後回しにしていました。
ですが、この頃もうちょっと気軽に持ち出せるレンズが欲しいなぁ、といつもの機材欲が出てきてしまい、それを抑えるために購入。ダメパターン。
購入して少し使用したので、レビューしたいと思います。
スペック
型番 | EF40mm F2.8 STM |
レンズ構成 | 4群6枚 |
画角(水平・垂直・対角線) | 49°20’、34°、57°30′ |
開放F値-最小F値 | F2.8-F22 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.18倍 |
レンズサイズ | φ68.2mm×22.8mm |
重さ(キャップ・フードなし) | 130g |
フィルターサイズ | φ52mm |
EF40mm F2.8 STMに惹かれた理由
薄い!
もう本当に薄いです。このレンズでちゃんと写るのかな?って思うくらいに。
マウント面からレンズ先端まで2cmちょっとです。だいたいスマートフォン2台程度の厚みですね。
フルサイズ一眼レフEOS 5D MarkⅢに付けると、あまりにレンズが薄すぎてレンズキャップかな?って空目します。
軽い!
もう本当に軽いです。このレンズでちゃんと写るのかな?って思うくらいに。
前後キャップ無しで130gです。卵2個っとちょっとくらいですね。
フルサイズ一眼レフEOS 5D MarkⅢに付けると、あまりにレンズが軽すぎてあれ?レンズ付けてきたっけ?って一瞬焦ります。
…いや、流石にそれはないか。
安い!
もう本当に安いです。このレンズでちゃんと写るのかな?って思うくらいに。
中古で諭吉さん1人でお釣りが来ます。
ヨッシャッ!もう一本!って勢いがあります。
ちょろっと作例
写りに疑義が生じたので、作例です。
子供と琵琶湖博物館に行った時のランチ。
チキンライスやサラダがしっかり盛られている感じが出てますね。
スプーンとフォークもそのまま写っていて、記録写真として上々な感じがします。
同博物館でカフェタイムにパンケーキを食べました。ボリュームあって子供も私もお腹いっぱい。
少し斜めから前ボケ後ろボケが入るように撮りました。
AF効くし、自分の中では最軽量のフルサイズシステムになるので、子連れにも助かるレンズです。
大阪市内某所でのランチ。この日の気分は完全にビーフ!
しっかりとした歯応えを感じさせる力強い写りになりました。
そしてその日の夕ごはんもお家でビーフ!笑
ガッツリ塩胡椒をまぶし、強火でジュワ〜。
裏返してジュワ〜。
溶け出した油としっかりした焦げ目を良く写してくれました。
と、このように、カメラ含めて(比較的)薄くて軽いシステムになるので、テーブルフォトで活躍してくれました。
画角が少し狭い気がしますが、体を前後にすればなんとか。
ここはもう一つ…と思ったところ
AF速度
思ったより2回りくらいAF速度が遅いです。
KissのキットズームなどでSTMの速度は速いもんだと思っていたら、結構じんわりフォーカスでビックリしました。
逆にAF速度はゆったり目だと思い込んで使うと、言われてるよりもAF早いよね?と思うかもしれません笑
レンズ繰り出し
これもAF関連ですが、このレンズはAFに合わせてレンズが少し繰り出すタイプです。
しかも電源を切っても自動で収納されず、繰り出したまま。その上電源オフ状態だとフォーカスリングを回しても動きません。
これは地味に気になります。
そのため、逆さにレンズを置くのはやめておいた方がいいかもしれません。
まとめ:
今回はEF40mm F2.8 STMについてレビューしました。
このレンズは力強い感じの描写をするので、お肉のようなパワーのあるフードを撮るのに向いてそうかなと。※個人の見解です
もちろん軽くて薄いので気軽に持ち出せます。
価格もちょっと高めのフィルター並みなので、Canon一眼レフ派の方は一枚フィルターを買う気分で購入されても良いのではないでしょうか。
私の手持ちレンズで近い画角には、Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZEがあるのですが、それとも撮り比べてみたいですね。
あちらはEF40mm F2.8 STMよりは繊細でジワッとくる写りだと思ってます。
フィルター径は52mmです。
それではまた。