先日、Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 Model B01を手に入れたと下の記事で報告しました。
早速このレンズを持ち出して練習がてら近所の公園を撮ってきました。そこで分かったことをいくつか書いていきます。いつも通り作例先行スタイルで行きます。
Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 Model B01 で撮った公園の風景
花を撮るのは好きなんですが、花の名前は覚えることができません。もうちょっと努力します。
花まで2mも離れていなかったはず。
同様に草木の名前にも疎い私です。なんたらセチアでしたっけ?(うろ覚え)
これは4-5mくらい離れて撮っています。ピンが来ているところ、綺麗に解像していますね。
まだ青々としたモミジ。これは流石にわかります。えっへん。
被写体まで1.5m以内だったかな。
これは…ススキ…?いくつかこういう草ありますよね?
3mほど離れたところから撮影。玉ボケの輪郭に色づきも無く、綺麗だと思います。
シオカラトンボが目の前にいたので失礼して。
シオカラトンボってオスが青色でメスが黄色なんですね、Twitterのフォロワーさんに教えていただきました。
これは大体2mくらい離れたところから撮ったと記憶してます。
遠景テストを兼ねて。
良い感じだと思います。
花びらが散っていました・・・。ちょっと来るのが遅かったようです。子供はなぜか喜んでました。
・・・なんで?
2mくらいの距離で撮影。
Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 Model B01を少し使ってみて分かった良いところ・悪いところ
ちょっと持ち出して感じた、このレンズの良いところと悪いところ、暫定版です。
良いところ
このレンズ、軽くて使いやすいです。三脚座込みで1kgちょっと、三脚座を外して約870g。もうすぐ200mmに届こうかという焦点距離の単焦点レンズと考えれば、ハンドリングのしやすさはかなりのものではないでしょうか。
また、写りは開放から良いと感じました。しっかりピントが合ったところが解像しています。ですが被写体に近いとピントが激薄になり、そこを注意しないと「あれ?ボヤけてるぞ?」と勘違いしかねませんので気をつけないといけません。
マクロレンズなので当然ですが、被写体にかなり近付けます。望遠等倍マクロという他のレンズでは真似できない特性を活かして、唯一無二の写真を目指したいです。
そしてこのレンズの一番の特徴であるボケ。180mmという焦点距離とマクロレンズならではの至近距離撮影の組み合わせにより、背景が溶けます。
悪いところ
ただAFの遅さは弱点かなと。特に一旦ピントを外すと、大抵の場合そのまま彼方までピントがすっ飛びます。そしてゆったりとした速度でピントが戻ってきます。こうなったらお手上げです。
ですが静物を撮るにはそこまで気にはなりません。フォーカスリングを前後にクラッチすることで、AFとMFを切り替えることができるからです。
またフードが思った以上に大きいです。焦点距離を考えれば当然といえば当然ですが、カバンに入れる時にちょっと悩むようになりました。モノ自体はプラスチックなので重くはありません。
早速使ってみてのまとめ
やっぱり軽いのは正義でした。私はレンズを複数本持ち出したい派なので、一本の重さはできるだけ軽い方が良いですね。
また望遠なのに近付けると言うのがこれだけ楽だとは。
タムキュー272Eも含めてマクロレンズの楽しさにどっぷりとハマってしまいましたね。
今回使ったレンズ
※ただし廃盤のため、新品で同焦点距離のレンズはこちら
フィルター径は72mm(Canon純正180mmマクロレンズも同様)
Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)についての記事は以下から飛べます(本記事含む)。廃盤ですが、描写力と価格(中古)を考えたら良いバランスのレンズだと思います。
>>>TAMRON SP 180mm F3.5 Di LD[IF] MACRO 1:1/Model B01Eを令和にお迎えしました
>>>長居公園の朝散歩【TAMRON SP AF 180mm F3.5 Di LD[IF] MACRO 1:1/Model B01Eほか】
>>>Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)1本で新幹線を撮る
それではまた。