こんにちは、あるびと(@arbit_13)です。
私のマイカメラはフルサイズミラーレス一眼カメラのSONY α7II 。このカメラは発売されてかなり経ってますが、そんな今でも一部を除いてかなり満足してます。
が、突然富士フイルムの最新APS-Cミラーレス一眼カメラのX-T3が欲しくなったんです。
今回は「なぜX-T3が欲しいのか」を書きたいと思います。
と、ここまでがX-T3を手に入れる前に書いた部分。
…実は最初はこの記事、「SONY α7II持ちが富士フィルムX-T3を欲しくなった理由。」というタイトルだったんです。
が、書いてる最中に勢いX-T3をポチってしまいました。
α7IIからの移行となります。
と、いうわけでなぜフルサイズセンサーのα7IIを売ってAPS-CセンサーのX-T3へ移行したのか、その理由について語りたいと思います。
現在同じ悩みを抱えていて迷っている方がいればぜひ本記事を参考にしてください。
では目次です。
X-T3に惹かれたこと
富士フイルムのカメラシステムは全体的に小さくて軽い
SONY α7IIはフルサイズセンサー搭載。
にも関わらず、ミラーレスという形を取ることで本体をとても軽くしたカメラとして名を馳せました。しかも本体内蔵の手ブレ補正までつけて。
でも、フルサイズのレンズは平均してみるとどうしても大きくて重い。
もちろん軽めのVario-Sonnar T* FE24-70mm F4 ZA OSSという標準ズームもありますが、これもX-T3の標準ズームXF18-55mm F2.8-4よりも重いです。(といってもこの場合は100gくらいの差ではありますが。)
これだけならまだいいんですが、私が最近手に入れたレンズの SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Art。
その重量、中望遠域までの単焦点レンズ では驚愕の約1.1kg。
で、結局私の手と肩が耐えきれずに痛みだしました・・・。
妻に1人きりの時間を作るため、私は休日はほぼ必ず子供を連れ出すようにしています。
ですが、幼児と一緒にお出かけするのに、重いシステムは正直かなりキツイ。
というかいざという時危ない。
そんなこともあり、軽いシステムの方がいいと思うようになりました。
と、いうことでみんなの防湿庫マップカメラさんのワンプライス買取価格を調べ始めました。
とりあえずですよ、とりあえず。
レンズが安いのにハイクオリティ
レンズが高くてハイクオリティ。
それは分かります。
でも安月給のサラリーマンにはSONY G Master シリーズやカールツァイスレンズが高すぎることに最近気付きました(遅)。
それに対してフジノンレンズ群は比較的安価なのにハイクオリティとして一定の評価を受けています。
見聞きするフジノンXFレンズ群の評価は以下の通り。
- 単焦点だけでなく、ズームレンズもほぼハズレなし
- レンズが防塵防滴のものが結構多い
- (フルサイズシステムに比べて)安価
そこで手持ちのカメラとレンズ群を買取見積もり欄に入れてみました。
大丈夫、見るだけだから。
フィルムシミュレーションの色が素晴らしい。
フジフィルムのカメラと言えばフィルムシミュレーションは絶対に外せないポイントです。
写真の色とは何か。
それを長年研究し続けてきた富士フイルムだからこそ出せる、写真の色や雰囲気を感じることができます。
また、
- 撮ったその場ですぐ人と子供写真を共有したい。
- でも撮って出しでいい色を出したい。
という願望もありました。
その願望をレンタルしたX-H1ですぐに満たすことができました。
(当時はX-T3が出たばかりでレンタルできず)
これには本当に衝撃を受けました。
フィルムシミュレーション、伊達じゃないぞと。
その場で満足できる絵作りできるのを求めてるのはプロだけじゃない。パパカメラマンにこそ必要なんだ。
私は静かにそれを確信し、マップカメラさんでX-T3とXF18-55mm F2.8-F4を買い物カートに入れました。
まだ慌てる時間じゃない。カートに入れただけ。
最新のセンサーがAPS-Cでも十分満足できる性能。
というより、APS-Cのセンサーからでる写真が、ぱっと見フルサイズのものと見分けが付かなくなってきたように感じます。
これは、最近のスマートフォンが要求される最低レベルを超え、どれを選んでも一般的な使い方では大差なくなったことと同じ。
(だからスマートフォンメーカー各社はそれ以外の性能、例えばカメラ性能をアピールしてるんですよね。)
また中判6×7判のMAMIYA RB67が私にはあります。
6×7判ってデジタル中判よりも撮像面が大きいんですよね。
(フィルムとデジタルを比べるのはナンセンスかもしれませんが。)
そういう意味でセンサーサイズへの執着が薄れたのもあります。
あ、周辺アクセサリー見とかなきゃ。
フラッグシップの名前は伊達じゃない、X-T3のスペック
α7IIで正直なところ基本性能は事足りるんですが、やはり私も男の子。
新機能の羅列に心トキメキます。
- X-Trans™(*1) CMOS 4、X-Processor 4
- New 全画面約100%をカバーする高速・高精度な位相差AF
- New 最速30コマ/秒(*2)のブラックアウトフリー高速連写
- New スポーツファインダーモード
- New モノクロ調整
- New カラークローム・エフェクト
- New 4K/60P 10ビットの動画記録
- 防塵・防滴・耐低温構造
この中で目につくのは最速30コマ/ 秒の高速連写。
子供はまだ小さいですが、運動会シーズンに活躍してくれそう。
SDカードのUHS-II、高いからUHS-I の使い回しでいっか。
単純にX-T3のデザインが好き。
なにこのデザイン。最高かよ。
と言いたくなります。
ISO感度とシャッター速度のダイアルがそれぞれ独立。
F値はレンズのリングで操作します。
もちろん他メーカーのカメラのように一部オートにできますが、その気になれば全てを自分の意のままに操れるよ、と言われているような気がします。
色は黒がいいかな。街中スナップといえば目立たない黒。ライカもそう言っている。ライカもいつか欲しい。
X-T3でイマイチとおもってること
一応マイナス要素にも触れておきます。
というか一個しかありません。
手ぶれ補正がない
でも三脚あるし、夜にもだいぶ強くなってるらしいし、レンズによって手ぶれ補正ついてたりするから正直どうにかなると考えています。
もともとフィルムカメラにも手を出しているし、あんまり執着はないです。
いや、もしあればその方が当然いいですが。
※追記:実際使ってみましたが、センサー自体の高性能化だけでなく、高感度ノイズの処理が上手いです。可能な限り本物のフィルムのざらつきを再現しているように感じました。
と、いうわけでAPS-Cの富士フイルムX-T3へ移行しました!
と、いうことでね、SONY α7IIから富士フイルム X-T3へ移行しました。
レンズはXF18-55mm F2.8-4 R OISです。
これからX-T3で新しいフォトライフを始めたいと思います。
それではまた次回!