一脚も三脚と同じく数多くの種類があり、どれを選んでいいか分からなくなりますよね?
今回私はとりあえずの一本・初めての一本ということで、安くて使えそうな一脚を求めて色々と調べてみました。
それでは目次です。
一脚と三脚の違い
一脚も三脚もカメラを乗せて支える道具でどちらもカメラの手ぶれを抑えるのが目的です。
最大の違いは名前の通り、一脚は足が一本しかないこと。
では一脚は三脚と比べて何が違うのでしょうか。
各々の利点を書き出してみました。
一脚が三脚よりも優れている4つの点
三脚よりも一脚が優れているのは以下の4点。
- スペースがなくても使える
- 軽くコンパクトなので携帯しやすい
- 安い
- すぐに取り出して使える
私が重視しているのはスペースがなくても使えるということ。
イルミネーションイベントでは人がとても多く、三脚を立てるスペースなどとてもじゃないですがありません。
だからこそ一脚を使おうと思いました。
また価格も当然重要。
なんとなく想像がつくと思いますが三脚よりもリーズナブルです。
三脚が一脚よりも優れている2つの点
反対に、次の2点では明らかに三脚の方が優れています。
- 圧倒的に安定している
- 手で支える必要がない
当然といえば当然です。
長時間露光をする時などは一脚ではなく、三脚が必要ですよね。
今回初めての一脚を選ぶにあたっての4つの条件
さて、一脚といってもピンからキリまで様々なものがあるので、今回初めての一本を選ぶにあたって条件を4つに絞ってみました。
価格:5,000円まで
重さ:可能な限り軽く
縮長:可能な限り短い(できれば45cm未満)
雲台:必須
まず価格ですが、予算の関係上5000円程度までとしました。 安ければ安いほど良い。
街中でイルミネーションをメインで取りたいので機動性重視、できるだけコンパクトな物が欲しい。
縮長、つまり畳んだ時の長さを45cm未満としたのは、カメラ用リュックサック(Endurance Ext)の高さがそれくらいだからです。それ以上長いと一脚が上に飛び出てしまい私としては持ち運びにくくなります。
実際に一脚に乗せるカメラは富士フイルムのAPS-Cミラーレスカメラ、X-T3。
それほど重くないので、耐荷重はあまり気にしていません。レンズも大きく重いものは当分つける予定なしです。
雲台はあったほうが良さそう。使い方を調べていると一脚を斜めにする方法があったためです。
以上の条件に合う一脚を探してみました。
ピックアップした一脚3選
結果として次の3本をピックアップ。
※価格は2019年10月30日時点でのAmazon税込価格
SLIK 一脚 ライティポッド GX 4段(Amazon限定)
全長 | 151cm |
縮長 | 50cm |
雲台の有無 | 自由雲台 |
重量 | 445g |
素材 | アルミ |
段数 | 4段 |
最大パイプ径 | 24mm |
価格 | 3,273円 |
表記の通り Amazon限定ブランド。雲台を除く本体部分は約275gと超軽量。
また同SLIKの卓上三脚と併用することで自立式一脚としても使用可能となる。
関節部分はレバーロック式。
Velbon 一脚 EXUP-53 5段
全長 | 150cm |
縮長 | 43cm |
雲台の有無 | 自由雲台 |
重量 | 360g |
素材 | アルミ |
段数 | 5段 |
価格 | 2,672円 |
最大パイプ径 | 23mm |
今回ピックアップした一脚のうち、ベルボンの一脚のみが5段。
そのおかげで高伸縮比を達成。
自由雲台を含めて縮長が目標の45cmを下回ったのはこの一本のみ。
耐荷重2kg。
キング Fotopro 一脚(雲台付) DIGI-MP1BH
全長 | 139.5cm |
縮長 | 47cm |
雲台の有無 | 自由雲台 |
重量 | 220g |
素材 | アルミ |
段数 | 4段 |
価格 | 1,611円 |
パイプ径 | 20mm |
特徴:今回の3本のうち最安値で圧倒的に軽い。
このブランドは家電量販店でもよく見かける。
耐荷重1.5 kg。
コンパクトデジタルカメラ向けだと良さげ。
私はこれを注文しました
今回条件を絞って一脚を探してみましたが、思ったより条件がシビアだったようで、3本しか見つけられませんでした。
条件の中で価格や縮長を緩めればもっと選択肢が広がりますが、譲れないところだったので難しかったです。
で、結局注文したのは
Velbon 一脚 EXUP-53 5段でした。
決め手は縮長。
今回設定した条件の中で、1,2を争うほど縮長は重要でした。
私の場合、リュックサックの横に刺すという持ち運び方法を想定しているため、縮長があまり長いのはNGだったのです。
このVelbon 一脚 EXUP-53 5段の縮長は、一番短い43cm。
そのほかの条件も申し分なく、また日本のカメラアクセサリーメーカーとして信頼性のあるVelbonということも後押ししてくれました。
カメラ仲間からおすすめがあり、また今後の拡張性もあるSLIKも悩みましたが縮長が50cmと想定よりもやや長かったため、今回は落選。
一脚と言っても、かなりの種類があり最初は迷いました。
ですが自分に合う条件をしっかりと設定したことで、迷うことなく候補を絞ることができました。
あとは実際に使ってみて本当に自分の選択が正しかったのか確かめたいと思います。
ということで、注文した一脚が届いたらまたレビューします。
それではまた。