最近TwitterでHSS発光についてのツイートを見て、私もFUJIFILM X-T3でHSS発光させてみたくなりました。
そもそも以前手に入れた CACTUS RF60XとV6IIは、確かFUJIFILMのカメラでHSS発光が可能だったはず。
で、すぐにできるさ!と意気込んで試したが、何度も失敗。
ようやくHSS発光、その上できないと思い込んでいたTTL発光もできるようになったので、手順と注意点をメモがてら記します。
とりあえずX-T3とRF60X、V6IIで調べても試した方が全然出てこなかったので、今後同じようなことを考えて悩む人にお役に立てれば幸いです。
それでは目次。
使用機材
- CACTUS RF60X
- CACTUS V6II
- FUJIFILM X-T3
- USB接続可能なパソコン(私はMacで行ないましたが、当然Windowsパソコンも可。)
- USBケーブル(端子形状はUSB TypeA – miniUSB Mini-B)
miniUSB Mini-Bの形状はこんな感じ。デジカメ持っていたら多分一本は持っているはず・・・。
手順
ファームウェアアップデーターをDL
日本の代理店であるイメージビジョン社のサイトからCactusファームウエアアップデーター(以下アプリ)をダウンロードし、開いておく。
ちなみにアプリは英語ですが、簡単なので読めると思います。
※Win版Mac版両方あり。
RF60XとV6IIをパソコンにUSB接続する
注意点は2つ。
- どちらも電池を抜いてからつなぐ
- V6IIはメニューボタンを押しながらつなぐ
ファームウェアをDLする
アプリ内のCheck for List Firmwareというボタンを押せるようになっているはずなのでそれを押して、アプリに最新のファームウェアをDLする。
ファームウェアをRF60XとV6IIに適用する。
RF60X : A08
V6II :V62.A.001 FUJI.A.004 ※各々のメーカーの名がついたファームウェアじゃないとTTLは使えないっぽいです。
以上のファームウェアを選択してそれぞれ適用する。
もしこれらがなかった場合、時間おいたらDLされているかも。(未確認)
電池を入れてカメラに接続するとあら不思議
これでHSSとTTLがFUJIFILM X-T3でも使えるようになりました。
さらに、クロスブランドHSSという最新機能が追加されています。
これすごい(語彙力)。
ちなみにパナはオリと一緒の扱いの模様です。
またソニーはV6IIsで対応。
私が遭遇したトラブル
Q.HSSが使えると聞いたのに使えない!
A.ファームアップしましょう。
ちなみに現在のファームウェアバージョンを知るには以下の通り。
RF60X:NEXTボタン押しながらスイッチオン
V6II:AとDボタンを押しながらスイッチオン
上で書いた通りのファームになっているか確認!
Q.ファームアップしたらRF60XとV6IIが無線で繋がらなくなった!
A.ファームの世代が揃っているか確認しましょう。
リリースノートを参照し、1番上の表の右列Firmware Generationsで、Current “A” Generationsの行で揃っていればOKなはず。
そのほか、接触不良とかも気にした方が良いと耳にしました。
まとめ:定期的にファームウェアのアップデートをチェックしましょう
ストロボを購入してからしばらく経ちますが、今回初めてファームウェアがバージョンアップしていることを知りました。
というより、最初に入っていたファームが結構古いっぽい感じでした。
実は以前SIGMAのレンズを購入した時は、その時その時で最新のファームウェアがインストールされた状態だったんですよね。なので油断していました…。
今度からこういう機器類を購入する時は、最初にしっかりファームウェアをチェックしようと自戒しつつ、今回のメモは終了です。
それではまた。