こんにちは、あるびと(@arbit_13)です。
前回の記事でα7IIを手放し、富士フイルムX-T3を注文してしまった理由を書きました。
実はX-T3に移行したいと思い立ったのは、この記事を書く2日前くらいのことなんですよね。
そのきっかけは、富士フイルムのレンタルサービスを利用したこと。
と、いうわけで、今回は
- 富士フイルムのレンタルサービスの概要
- 今回撮りに行った靭公園という場所の紹介
- X-H1のレビュー
- 撮ってきた写真
これらについて書いていきたいと思います。
では目次です。
富士フィルムレンタルサービスとは
カメラボディレンタルサービス
当社プレミアムミラーレスカメラの購入を検討されている皆さまを対象に、カメラボディのレンタルサービスを行っております。
実際にカメラボディを手にして、操作感や機能性、撮影画像の品質などをじっくりお試しいただけます。レンズレンタルサービス
レンズ交換式プレミアムカメラをご愛用いただいている皆さまを対象に、レンズのレンタルサービスを行っております。
さまざまなレンズを実際にお試しいただけます。
富士フイルム自ら、超望遠レンズを除いてプレミアムカメラ・レンズ類の、当日の貸し出しが全て無料(一泊二日以降は有料)、という神サービスを行なっています。
関西では、大阪サービスステーションで借りることができます。
その他には東京・名古屋・福岡にも当日レンタル可能なサービスステーションがあります。
大阪サービスステーションは大阪メトロ心斎橋駅の直上と、ほんと大阪のど真ん中に位置。
レンタルしたX-H1で撮りに行ったところは、都会のオアシス靭公園
心斎橋駅は、
南北方向に御堂筋線
東西方向へ長堀鶴見緑地線
と大阪メトロが交差する駅のため、街中だけではなく市内の公園へもすぐにアクセスできるという好立地。
ざっと思いつくところでも
- 大阪城公園(御堂筋線心斎橋駅→同本町駅乗換→中央線森之宮駅)
- 鶴見緑地(長堀鶴見緑地線心斎橋駅→同鶴見緑地駅)
- てんしば(御堂筋線心斎橋駅→同天王寺駅 他にも同地にあべのハルカスなど)
- 新世界(御堂筋線心斎橋駅→同動物園前駅)
- 淀川河川公園(御堂筋線心斎橋駅→同西中島南方駅が最短。他多数。)
- 梅田乗換で多方面へ(御堂筋線心斎橋駅→同梅田駅→各種乗換。)
と、大阪の各有名スポットへのアクセスが簡単にできます。
で、そんな有名スポットがひしめき合う中、今回私が訪れた場所は・・・
靭(うつぼ)公園です。 (御堂筋線心斎橋駅→同本町駅下車、西へ徒歩10分程度)
靭公園にはバラ園があり、春と秋には美しいバラが見られます。
都会の中に位置するのでアクセスしやすいので撮影スポットとしてもオススメです。
お借りしたのはX-H1とXF18-55mm F2.8-4 R OIS
今回はX-H1と標準ズームレンズのXF18-55mm F2.8-4 R OISをお借りしました。
お借りした2018年11月時点ではX-T3の貸し出しはまだ行われておらず。
なのでスタッフさんと相談し、X-T3と色々と近しいだろうというX-H1をレンタル。
X-H1をお返ししてからタッチアンドトライコーナーでX-T3を触らせていただきました。
実際に使って感じた富士フイルムX-H1の特徴
X-H1の特徴はなんと言ってもこの3つ。
本体内蔵手ブレ補正を富士フイルム史上初搭載
X-H1には本体内手ブレ補正が搭載されているんです。
レンズを思いっきり絞ったり、暗い場所では絶大な威力を発揮します。
今回も木陰で少し暗かったりした時に恩恵を受けました。
安定したホールドができるボディサイズ
X-H1はこれまでの富士フイルムのカメラと比べて本体が大きく、グリップがとても握りやすい。
大きく重いレンズを使う時に安定するでしょう。
右肩の表示モニターは富士フィルム初の中判デジタルカメラ、GFX50Sと同様のもの。
黒バックに白文字で視認性が高く、現在の設定を表示してくれます。
また電源を切っていても表示されたままなので、今どんな設定なのか一目でわかります。
軽やかなシャッター
X-H1のシャッターは本当に軽いんです。
フェザータッチと呼ばれるほど。
なのでほんの少しでもブレさせたくない時に重宝します。
シャッター位置も押しやすい位置にあります。
X-H1とXF18-55mm F2.8-4 R OISで撮影した写真
さて、今回の写真はフィルムシミュレーションの具合を見たかったため、全てJPEG撮って出しです。
途中から段々と設定の仕方が分かってきて、ハイライトやシャドウ、シャープネスを少しいじってます。
多分3.4枚目からはシャープネス+1だったはずです。
今回の機材は前述の通り、心斎橋プラザビル9Fの大阪サービスステーションでお借りしました。
ギャラリーも併設されていて、ゆったりした雰囲気です。人もまばらなので、ゆっくりと機材のタッチアンドトライをしたい人にオススメです。
とりあえず何も考えず渡された時の設定のまま撮りました
て、靭公園に地下鉄と徒歩で移動。この日は晴れていい天気でした!
フィルムシミュレーションを早速VELVIA(鮮やかな色)にし、見上げて撮影。
確かにマゼンダが少しかかってる感がVELVIAっぽい!
そして本当に鮮やかな発色です。あともう少し露出上げたらもっと綺麗に色出たかも。
これはPROVIA(標準の色)。
最近縦構図で撮るように意識してます。
この感じ・・・ACROSS(モノクロ)の方が良かったかなぁ。
VELVIA
全体的に濃厚な発色。
VELVIA
ちょっと露光を落としすぎたかも。
VELVIA
光と陰を我ながらうまく掴んだと思います。その上で葉のリアルな瑞々(みずみず)しさ。
XF18-55mm F2.8-4 R OIS、キットレンズとして設定されてますが、フジのレンズにハズレなし。この噂は本当かもしれません。
VELVIA
赤の発色がとても上品です。これにX-T3から新搭載の「カラークローム・エフェクト」を適用したら、もっと深みのある赤が出るかと思うとワクワクが止まりません。
VELVIA
黄色もとても良い色です。一発でこの色出るってどうなってるの?
私の今までの撮り方と現像が下手だったのかと自責してしまうほど良い色。
VELVIA
靱公園すぐそばのパン屋さんにて昼ごはん購入。
後ろのカバンはカメラと一緒にお借りしたフジフィルム謹製のカメラバッグ。
Xのロゴがカッコよかったです。
VELVIA
日陰の下でもビーフとパン生地の発色が素晴らしい。
こんな鮮やかで美味しそうに写るなんて、食レポするなら富士フィルムのカメラが大活躍間違いなしですね。
VELVIA
デザート。光当たるとさらに良い色に。
どちらもVELVIA
水流の質感もいい感じです。細かいこというと1枚目はパープルフリンジが少し出てますかね。
VELVIA
遠景を撮った一枚。近くの木々の葉も、遠くのクレーンもしっかり描写していて写りには文句ありません。
ACROSS
アクロスを忘れてたのでとりあえず一枚。
ピジョンのベビー麦茶はノンカフェインで赤ちゃんに優しい薄味。
うちの子もごくごく飲みます。
VELVIA
呼び出したら来てくれた友人のバイク。
赤の質感が極まってます。それ以外のパーツの質感もこれでもう大満足です。
前はヨーロッパ製の白いバイクだったはずなのに、「修理に出したら」日本製の赤いバイクになって戻って来たらしい。ふしぎ!
全てVELVIA
靭公園から帰り道、街中をパシャパシャと。
ガラスや建物など、いろいろな人造物を写しましたが、これも何も言うことがないくらいのいい写り。
強いて言えば…なぜ別のフィルムシミュレーションを試さなかったのか。
VELVIA
この日のナンバーツー。
透過光も綺麗に捉えているかと。
VELVIA
と、いうわけで心斎橋に戻って来ました。
富士フィルムのカメラはハイライトとシャドウを別々で調整できるため、こんな逆光のシーンも、その場でもっと追い込めそうな感じです。
まとめ
X-H1の特徴をおさらい。
- 本体内蔵手ブレ補正に魅力を感じる方
- 大きく重いレンズを使う方
には今の所富士フイルムだと選択肢がX-H1だけなので、迷わず行くことをオススメします。
今回、気付くとほとんどVELVIAで撮ってましたね。
晴天下の公園では1番使いやすいシミュレーションでした。
また大阪サービスステーションのスタッフの方々は対応がとても丁寧で好感がもてる人ばかりでした。
その節は大変お世話になりました。新参者ですが、これからもよろしくお願いします。
それではまた。
※FUJIFILM X-T3が届いたのでレビューしました。